統合計器室(CCR)
所内のすべての製造装置は、最新のコンピューターにより最適運転モードで自動制御されており、運転状況は計器室のみならず、ネットワークにより所内の各部門はもとより本社部門でもリアルタイムでモニターできます。

常圧蒸留装置(CDU)
製油所内でひときわ高くそびえて見えるのが製油所の心臓部ともいえる常圧蒸留装置です。
原油はまずこの装置で処理されて製品としての生命を与えられ、ガス、ナフサ、灯油、軽油、残査油などに分けられ、さらに次の装置に送られます。
 

接触改質装置(MGF)
重質ナフサを水素気流中で高温、高圧において触媒により改質反応を行わせ、高オクタン価のガソリンを得る装置です。 副生する高純度の水素ガスは、水添脱硫装置等における水素源として使用されます。
 

灯軽油水添脱硫装置(KUF)
灯油留分から悪臭、腐食、燃焼時の有毒ガスの原因となる硫黄化合物を水素化精製により取り除く装置で、高品質の家庭用灯油、ジェット燃料が生産されます。
 

減圧蒸留装置(VDU)
常圧蒸留装置で分けられた残査油をさらに減圧下で蒸留し、減圧軽油と減圧残査油に分ける装置です。減圧軽油はさらに中圧水素化分解装置に送られ、灯油・軽油留分が分解抽出されます。
減圧残査油は残油流動接触分解装置の原料油や重油の調合材となります。
 

中圧水素化分解装置(MPHC)
常圧蒸留装置からの重質軽油及び減圧蒸留装置からの減圧軽油を脱硫し、水素を加え分解することによって、灯油・軽油留分を効率良く取り出す装置です。
この装置により、重油留分からより付加価値の高い製品に作り替えることができます。
 

残油流動接触分解装置(RFCC)
重油分を流動触媒により接触分解して高オクタン価のガソリン及び分解軽油を製造する装置です。
従来、重油の調合材となっていた減圧残油をも処理することができ、今後の石油製品需要の軽質化に対応する上で必須の装置といえます。
 

軽油水素化脱硫装置(CHD3)
自動車用燃料となる軽油については、大気汚染防止の観点から、現在、含有硫黄分の大幅な低減が求められています。
この装置は、従来の脱硫装置よりさらに脱硫度を高めて、最大0.05%以下まで硫黄化合物を除去することが可能です。